2024-07-17

【イベントレポート】 ピアノ試弾イベント「2024年 第2回 シンメルワークショップ」〜SCHIMMEL SCHULE シンメルのアップライトピアノとグランドピアノ〜

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!/
2024年5月19日に行われた、第2回ワークショップの様子を紹介いたします。


5月19日、シンメル日本総代理店ムサシ楽器店内にて、ご案内付き試弾会「SCHIMMEL SCHULE (シンメルシューレ)」を開催いたしました。

“SCHULE(シューレ)”とは、ドイツ語で学校という意味。“シンメルシューレ”は、日本ではまだ知名度の低いシンメルピアノをわかりやすく知っていただくために、タイトルにちなんでピアノが好きな中学生・高校生向けに行なっているワークショップです。

今回のタイトルは、〜SCHIMMEL SCHULE シンメルのアップライトピアノとグランドピアノ〜 。
3月に開催され、ご好評をいただいた第1回の内容に加え、今回はシンメルのアップライトピアノに焦点を当てた内容でお迎えいたしました。

シンメルピアノは、アップライトピアノが大型が主流だった時代に、小型化を成し遂げたメーカーとして知られています。現在のピアノの形になるまで、どのような道を歩んできたのか?その歴史を、ここでしか見ることのできないオリジナルの資料をもとにご説明させていただきました。

《シンメルピアノ、アップライトピアノの歴史を辿っていきます。》

シンメルシューレでは「見て分かる、触れて分かる、聴いて分かる」をコンセプトに、基本的なピアノの構造から、シンメルの歴史や特別な構造まで具体的にご説明させていただきました。普段何気なく弾いているピアノも、各部品ごとに大切な役割があり、メーカーそれぞれのこだわりも詰まっています。まずは“ピアノ”の構造を理解していただいた上で、シンメルピアノの内部をじっくりとご覧いただくことで、小さいボディから奏でられる音色がなぜこんなにも豊かなのか?弾き手の思いが素直に伝わる繊細なタッチが可能なのか?シンメルならではの魅力をより感じていただけたかと思います。

《シンメルピアノの中身をじっくりとご覧いただきながら解説》

第2回目の今回は、アップライトピアノの前面を大きく開け、弾いていただきながらシンメルピアノの構造、動きをより知っていただけるようにセッティングをいたしました。
シンメルピアノの芳醇な響きを、よりダイレクトにお伝えすることができたのではないかと思います。

試弾会の様子をご紹介

「ピアノとの出会いを楽しめた」

音大を目指している生徒様と、生徒様のピアノの先生がご参加くださいました。ショパンのエチュードなどを軽々と演奏され、シンメルのアップライトピアノ“C116Tradition”や、グランドピアノ“K175” “W180”など店内中のたくさんのピアノをご試弾いただきました。

先生のダイナミックな演奏を鑑賞するシーンもあり、お客様をお迎えしている間、ショールームが素敵な音色に包まれていました。

シンメルシューレにご参加いただくまで、シンメルピアノについて全くイメージがなかったとのことでしたが、ゆっくりとご試弾いただく中で、ピアノの個性や工夫を感じることができた、と嬉しい感想をいただきました。

その時に出会った一台、個性の光るシンメルピアノのことを少しでも知っていただき、ご自身の音楽の世界を広げるきっかけの一つにしていただけたら嬉しく思います。

改めまして、この度は誠にありがとうございました!

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