2023-12-04
「最も珍しいシンメルピアノ」シリーズ①
私たちは皆様のために過去のアーカイブを探索し、エキサイティングなシンメルのモデルを見つけてまいりました!
これらを今後数週間にわたって「最も珍しいシンメルピアノ」シリーズとして紹介してまいります。
シリーズ第一弾は、1915年に製作されたドゥカノラ”Ducanola”と呼ばれる自動演奏ピアノです。
ピアノ製造における新しい技術開発は、シンメル社にとって常に最優先事項でした。
そこで創業者であるヴィルヘルム・シンメルは、F.J.D.フィリップス社のシステムをピアノに搭載し、必要に応じていつでもロール状の楽譜(ピアノロール)に記録された演奏を再生できるようにしました。
そのピアノロールを空気圧のセンサーを用いてスキャンし、そのロールに掘られた各穴が鍵盤の機械的な動きに変換されるという仕組みでした。
皆様はこの珍しいピアノをどう思いますか?
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